素晴らしい才能を持ったアーティストSHINee のジョンヒョンさん、彼の残した名曲たちを振り返る
2017年12月22日 21:56
18日にこの世を去ったSHINeeのジョンヒョンさんはグループ活動と並行しながらシンガーソングライターとしても才能を発揮した。SHINeeの楽曲の作詞のみならず自身のソロアルバムの楽曲の作詞作曲、他のアーティストへの楽曲提供など、精力的な活動を繰り広げていた。
素晴らしい才能を持ったアーティストSHINee のジョンヒョンさんが残した名曲の数々を振り返ってみる。
1.SHINeeの名曲より
「Juliette」
ジョンヒョンさんは2009年に発売されたSHINeeの2ndミニアルバム『Romeo』の収録曲である「Juliette」で作詞を担当、その才能を初めて披露した。
映画『ロミオとジュリエット』にインスピレーションを受けたという同曲には「魂を捧げるよ/どうか僕を受け入れてくれ」といった情熱的な愛に身を焦がす男性の気持ちが表現されており、女心をときめかす名曲となっている。
「欲/Obsession」)(욕)
2010年に発売されたSHINeeの2ndフルアルバム『LUCIFER』の収録曲である「욕(欲/Obsession)」の作詞を担当。愛する人を失った悲しみや痛みを表現した同曲の詩からも、彼の卓越した作詞のセンスが感じられる。
「いつもその場所に/Honesty」(늘 그 자리에)
2012年に発売されたSHINeeの4thミニアルバム『Sherlock』の収録曲である「いつもその場所に/Honesty」「目覚まし時計/Alarm Clock」(알람시계)2曲の作詞をジョンヒョンさんが担当。
「いつもその場所に/Honesty」はファンへの愛と感謝を歌ったファンソングで、彼の作詞によりさらに意味深い曲となっている。ギターの優しい音色と歌詞が調和した、温かい愛を感じさせる曲。
「君と僕の距離/Selene 6.23」(너와 나의 거리)
2013年に発売されたSHINeeの3rdリパッケージアルバムのタイトル曲「君と僕の距離/Selene 6.23」の他、アルバム収録曲「Spoiler」「捨てて行け/Better Off」(버리고 가)の作詞をジョンヒョンさんが担当。タイトル曲「君と僕の距離/Selene 6.23」はスーパームーンにインスピレーションを受けたジョンヒョンさんが作詞した曲で、月を愛する人のように表現した歌詞に魅了される。
2.ジョンヒョンさんのソロ曲より
ソロデビューアルバム『Base』
2015年にソロデビューを果たしたジョンヒョンさんはデビューアルバム『Base』で収録曲全8曲を作詞。そのうちの5曲は作曲にも参加するなど、優れた感性を感じさせる卓越した才能を披露した。
「一日の終わり/End of a day」(하루의 끝)
2015年に発売された小品集『Story Op.1』にはタイトル曲「一日の終わり/End of a day」を含めた自作曲9曲が収録。ジョンヒョンさんがDJを務めていたラジオ「青い夜ジョンヒョンです」の作詞作曲コーナーで自作した曲をアレンジしたという。
タイトル曲「一日の終わり/End of a day」は一日を終えて帰宅したジョンヒョンさんを迎えてくれる愛犬への気持ちを歌った曲で、心を癒してくれる名曲。MV(ミュージックビデオ)に日本の人気俳優である大谷亮平が出演したことでも話題となった。
ジョンヒョンさんが亡くなる1週間前に開催されたコンサートでエンディング曲として歌われた同曲は再び注目を集め、「lonely」「BREATHE」と共に主要音楽サイトの上位にランクインしている。
少女時代テヨンとのコラボ曲「lonely」
2017年に発売された小品集『Story Op.2』のタイトル曲「lonely」には少女時代のテヨンがフィーチャリングに参加。「分かってほしいけれど1人にしてほしい」という、一緒にいても一人でいるような寂しさと共に、一人の方が楽だという2つの感情が込められた歌詞が印象的な曲だ。
テヨンは20日午前、自身のインスタグラムに「「lonely」私を思いながら書いたというその過程を全部覚えているよ。私たちは似た者同士じゃない。似てるの。その感じ、分かるでしょう」とジョンヒョンさんとの思い出を振り返り、追悼の意を表した。
3.アーティストへの楽曲提供
SHINeeテミンの「Pretty Boy」
2014年にソロデビューを果たしたSHINeeのテミンのデビューミニアルバム『Ace』の収録曲「Pretty Boy」でジョンヒョンさんは作詞を担当。可愛らしいイメージが強かったテミンの新たな姿を見せたい想いとイメージから生まれる偏見を壊したいという、テミンとジョンヒョンさん2人の想いが込められた曲だ。
IUの「憂鬱時計/A Gloomy Clock」(우울시계)
2013年に発売されたIUの3rdフルアルバム『Modern Times』収録曲の「憂鬱時計/A Gloomy Clock」はジョンヒョンさんが初めて他のアーティストに楽曲提供した曲。
もともとはジョンヒョンさんが自身のために作った曲だったが、完成した曲の感想を聞こうと仲がいいIUに聴いてもらったところ、同曲を気に入ったIUが楽曲提供をしてほしいと申し出たという。ジョンヒョンさんは同曲のフィーチャリングにも参加している。
EXOの「PLAYBOY」
2015年に発売されたEXOの2ndフルアルバム『EXODUS』の収録曲「PLAYBOY」の作詞作曲編曲に参加。冷たくてシックなプレイボーイを彷彿とさせる曲と歌詞がEXOのメンバーらの声色と調和した印象的な曲だ。
イ・ハイの「BREATHE」(ため息)
2016年に発売された歌手イ・ハイの2ndフルアルバム『SEOULITE』のダブルタイトル曲の中の1つである「BREATHE」(ため息)の作詞作曲を担当。心が温まる慰めのメッセージが綴られたスローテンポの曲で、魅力的な名曲だ。
イ・ハイは18日のジョンヒョンさんの悲報を受け、自身のインスタグラム(写真動画共有用SNS)に同曲の歌詞を掲載。「この歌は(ジョンヒョンさんが)他の人から聞きたかった言葉を歌詞に綴った曲のような気がします」と書き込み、注目を集めた。
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