【独占インタビュー】Apeaceスンヒョク＆ヨンウク出演舞台「伊賀の花嫁　そのニ」②　「恋をするのに国籍も年齢も関係ない！」（ヨンウク）

2018年01月25日 00:25

今、舞台の稽古中ですが、稽古場を離れた時もふたりで演技を合わせる練習したりしますか？

２人：はい、もちろんしてます！

ヨンウク：シャンプーとリンスの意識を持ってます。

スンヒョク：稽古場に来たらシャンプーになります！（笑）衣装はまだ見ていないんですけど、やるならとことんやりたくて！やるなら極端なくらいやりたい。

ヨンウク：僕も。やるならやる！って気持ちです。シャンプーはどっちかっていうと爽やかなキャラ、僕はキューティーです。

―キューティー。。。（笑）。

ヨンウク：（椅子から勢いよく立ち上がって）キューティーっていうのは、僕のことじゃなくて、僕の役のことです！！！

―わかりました（笑）。では、今回の自分の役の好きなシーン、みどころは？

ヨンウク：やっぱりダンスです。あと殺陣です！

スンヒョク：シャンプーとリンスが喧嘩するシーンがあります。自分の方がもっと売れたいという喧嘩のシーンがあって、その時ヨンウクは僕に、ばーっ！と来て「シャンプーはひっこんで！！」みたいに強く言うんです。それがめちゃくちゃ怖くて（笑）。コイツが強すぎるから、僕がビビるおもしろいシーンがあります。

―普段のApeaceの中でヨンウクくんからスンヒョクくんに「ひっこんで！！」なんて言うことは、

ヨンウク：ないです！（笑）

スンヒョク：でも、「スンヒョク、ひっこんで！！」って気持ちが出てます（笑）。

ヨンウク：僕は、自分のセリフで「有名になりたいんです」というセリフがあります。そこに僕の気持ちが入っています。Apeaceのことも思いながら、有名になりたいなって思います。「なにをしても、売れたいな！」っていう、「なにをしても」ここ大事です。

―ヨンウクくんはApeaceの曲についてのインタビューをした時も、「I LOVE　YOU」も「BANG! BURN! LOVE」でも、ストレートに気持ちを伝えたい内容です！って答えてましたが、今回も「有名になりたい」とストレートに思いを口にするんですね。

ヨンウク：はい。僕はストレートに気持ちを伝えたいキャラです（笑）。遠回りじゃなくてストレートに！

―この舞台を通して、伝えたいテーマとは？

スンヒョク:アイドルの話だし、僕たちも共感するところがちょこっとありまして。有名になることを夢見て頑張ってるシャンプーとリンスをやっていると、僕たちApeaceも頑張ろう！って気持ちになります。

ヨンウク：なんかデビュー前の練習生に戻った感じがします。僕は個人的にはこの舞台のテーマは「恋をするのに年齢は関係ない」だと思います。恋をするのに国籍も年齢も関係ない。

―シャンプーとリンスは恋愛する設定ですか？

２人：しません！

ヨンウク：でも、この舞台はオムニバスでいろんなストーリーがあって、

スンヒョク：最後にまとまって、ぶわーっ！とダンスで発散する。めっちゃおもしろいですよ。恋の話もあるし、夢の話もあるし、笑いとかいっぱい入ってるから、観て楽しんで欲しいです。１つ１つのストーリーを理解しながら、それが最後に集まった時に、気持ちがぐっときて欲しいです。楽しくて楽しくて、自分も盛り上がって叫ぶかもしれないし自由です。今回、ヨンウクと僕が舞台を一緒にするのが初めてなんですけど、誰かと一緒にお互い頼りながらやっていく仕事は本当に楽しくて、そういう楽しい気持ちでやった稽古の結果が、俳優座での本番の舞台に全力で出すので、皆さんに伝わればいいなと思います。本当におもしろくてわくわくするので、１回でもいいから、本当に観て欲しいです。会場の俳優座は六本木駅のすぐ近くです！（笑）

ヨンウク：前回の舞台を観た方には、もっと共感できると思うし、観て絶対後悔させない舞台にしたいなって思います。そして大事なことは、毎日毎日が違うんです。どんどん進化するし、リハーサルでも観る度に新しい！

スンヒョク：僕たちはまだぺーぺーだから難しいけど、役者の方たちがいろいろなアイデアを出して、毎回違うんですよ。それが本当におもしろくて、みどころがたくさんあると思います。

―ありがとうございました。それでは最後に、使ってるシャンプー＆リンスを教えてください（笑）。

スンヒョク：あはははっ！僕はLUXです（笑）。

ヨンウク：以下同文です（笑）。

スンヒョク：どこでも売ってるからね！

ヨンウク：ねっ（笑）。

（text:Kiyori Matsumoto）

方南ぐみ企画公演「伊賀の花嫁　そのニ　鬼は外編」
2018年1月24日～2月4日
俳優座劇場