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【レポート・後編】UNB、「JAPAN 1st FAN MEETINGツアー」開催!「この瞬間を永遠に忘れないよ」
2018年05月14日 12:40
続いてUNBのメンバーらがボールを引きABCのブロックに分かれダンスバトルを繰り広げる「ダンスキング決定戦」が開催。Aブロックはハンソル、チャン、ホジョン。残りのメンバーは審査員となり、1番だと思ったメンバーの名前を画用紙に記入する。課題曲は少女時代の「MR.TAXI」。ハンソル、チャン、ホジョン3人のキュートなダンスに会場のファンらは大喝采。3人が2票ずつ獲得したため、2回目の対決が行われホジョンが1位となり、決勝進出となった。
Bブロックはウィジン、キジュン、デウォンが出場し、課題曲は韓国でも話題沸騰となった登美丘高校の「ダンシング・ヒーロー」。キレッキレのダンスを披露したキジュンと顔の表情まで気合がみなぎったデウォンが同票を獲得し、2人で2回目の対決をするもまたも同票に。ウィジンの判断によりキジュンが勝利し、決勝進出を決めた。
CブロックはFEELDOG、ジュン、マルコが出場し、課題曲はPSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」。3人はステージを縦横無尽に動き回りながら軽快なダンスを披露、練習から本気モードに入っていたジュンが1位となり、決勝進出となった。
決勝戦の課題曲は人気お笑い芸人「にゃんこスター」。縄跳びを渡されやや当惑気味のホジョン、キジュン、ジュンだったが決勝戦が始まるとにゃんこスターに変身し、キュートなダンスを披露!熱い戦いの末、自分を捨ててにゃんこスターになりきったというキジュンが見事優勝を勝ち取った。
古家さんが退場し、ここからはUNBとファンによるライブパフォーマンスの時間がスタート。1曲目はFEELDOGが渾身の力を込めて作詞作曲したという「Ride with me」。軽快なリズムと「どこに行きたいか言ってみて」という歌詞が印象的な、ドライブに出かけるようなワクワクした気持ちになる曲だ。ステージを楽しむメンバーらと観客らの思いが呼応し、ライブ会場は一気にヒートアップ。
ここで一旦メンバーらは着替えのため退出。メンバーらがデビューへの率直な思いを語る映像が流れた後、落ち着いた雰囲気が漂うステージにチャン、ハンソル、ホジョン、ジュンの4人が登場。東方神起の「明日は来るから」を甘い歌声で熱唱し、観客の心を奪う。続いてカジュアルなスタイルの衣装にそれぞれ着替えたキジュン、ウィジン、FEELDOG、マルコ、デウォンの5人が登場し、日本ファンミーティングのためにメンバーらが韓国語で作詞しカバーしたというChris Brown&Tygaの「A-YO」を披露。メンバーらはポップなリズムに合わせステージを軽快に動き回りながら会場を盛り上げる。続くダンスパフォーマンスステージでは、FEELDOG、デウォン、ウィジン、マルコ4人が登場し1人ずつ見事なダンスの腕前を披露した後、メンバー全員が合流。思わず踊り出したくなるようなダンスパフォーマンスが繰り広げられ、息の合った抜群のチームワークに感嘆。
アルバムタイトル曲「感覚」のMVが流れた後、衣装をチェンジしたメンバーらが再び登場。「次の曲は皆さんのために僕たち全員で一緒に作った曲です」と紹介されたのは、デウォンが作詞作曲を担当しメンバーらも作詞に参加した「믿어줘(信じて) (Rebooting)」。メンバー同士肩を組みながら、お互いに見つめ合いながら、階段に上りながら、心の中の言葉を自然に語りかけるかのように歌うメンバーら。「僕には夢がある」「信じて」といった歌詞とサビの美しいフレーズが響き渡る中、観客らは青色のペンライトを振りながら応援。
続いてアルバムのもう一つのダブルタイトル曲である、UNBを応援してくれるファンへの感謝のメッセージが込められた「ONLY ONE」のステージがスタート。叙情的で神秘的な雰囲気が漂う中、「切実に望み願っていた」「この瞬間を永遠に忘れないよ」「You're my only one」といった心に響く歌詞と美しいメロディー、メンバーらの澄んだ歌声と共に、ライブの盛り上がりは最高潮に。
「次で最後の曲になります」名残惜しい表情を浮かべながら1人ずつ今日の公演の感想を伝えていくメンバーら。
キジュン「僕は皆さんに会いたくなると思います」
デウォン「皆さん、生まれてくれてありがとう。UNBを愛してくれて本当にありがとうございます」
チャン「こんばんは、チャンです。長く話したいですが、短く話します。みんなは僕の愛だ」
ウィジン「僕たち、UNBとして初めて日本に来て、大勢の人に歓迎してもらいました。ありがとうございます。本当に幸せでした。今日は日本で滞在する最後ですが、これは本当の最後ではないので悲しく話したくないです。これからも待っていてくださるとありがたいです。皆さんが恋しくなりそうです」
ジュン「大阪から東京まで、皆さんの応援が力になりました。皆さんがいるから僕たちが6回公演できたと思います。本当にありがとうございます」「UNBは終わることが決められているグループですが、皆さんが僕たちを見る時はそのことを忘れてほしいです。僕たちも本当に、一生懸命活動を続けて、練習も頑張っています。これからも初心を忘れず、もっとカッコいいステージやいろいろな魅力を見せたいです」「日本での活動も続けるので見守ってください。俺はみんなのプリンスだ!」
ホジョン「皆さんと一緒にいい思い出が作れたと思います。ありがとうございます。僕たちまた次も来ますので、その時もまた一緒にいい思い出を作って楽しく遊べたら嬉しいです。愛してる!」
FEELDOG「リーダーです。『The Unit』が始まる前、活動がお休みの期間がありました。その時はもう二度と日本に来られないかと思い、ちょっと心配でした。勇気を出して『The Unit』に出演し、皆さんのおかげでUNBになったので、本当に幸せです。これからもUNB全員で頑張りますので本気で応援してください!」
しんみりとした雰囲気を和ませるためか、「可愛いね、小人くん」とFEELDOGをからかって叱られてしまうジュン。「さっき僕のこと巨人だって言ったじゃん!」「進撃の巨人!」とふざけ合う2人の姿も微笑ましい。
ハンソル「日本でのファンミーティングは初めてですが、これほど大勢の皆さんが僕たちUNBを愛してくださり本当にありがとうございます。僕たちはいつも皆さんのそばにいるので待っていてください。みんなのことが大好き」
マルコ「日本語、難しい。皆さん、本当に最後ですけど、寂しいですよね。僕たちも寂しいんですけど、また来る日があることを知っていますよね?今日の夜公演に初めて来てくださった方もいらっしゃると思いますが、僕たちのことを忘れたらダメですよ」「「ONLY ONE」の歌詞の中で僕が書いた部分は、(そばにいて、幸せなこの瞬間を覚えていて)です。この瞬間を記憶に残してください」
ここでジュンが大切なお知らせを2つ発表。
「まずは照明を明るくしてください。6か月間僕たちと一緒に頑張ってくれた100%のロクヒョンさんとヒョクジンさんが来てくれています!」2階席を見上げると、そこには『The Unit』でメンバーらと苦楽を共にしたロクヒョンとヒョクジンの姿が。久しぶりの再会に嬉しそうに手を振り合うメンバーらの中、お兄さんたちのサプライズの訪問に胸が一杯になったのであろう、末っ子のキジュンはチャンに抱きつきながら涙を流し、観客らの胸を打った。
もう1つのお知らせとして、「UNB Japan 1st concert(仮)」の開催決定を発表。7月6日(金)に東京の豊洲PITで、7月8日(日)に大阪のZepp Osaka Baysideで開催されることが伝えられると、観客らは大歓声を上げながらメンバーを祝福し、喜びを表した。
「最後の曲はロクヒョンさんにも聴いてもらいたいです」「『The Unit』のファイナルステージで披露した、「Dancing With The Devil」です」ラストは『The Unit』のファイナルステージでロクヒョンがメインボーカルを担当していた思い出深い曲を披露。心に訴えかけてくる歌声とパワフルでキレのあるダンスパフォーマンスでファンミーティングはエンディングを迎え、ステージと会場は心地よい一体感に包まれた。
アンコール曲は「感覚」。カジュアルな黒のTシャツ姿に着替えたメンバーらはメッセージが書かれた白のコースターやキャップ帽を観客席に飛ばしながら笑顔で熱唱し、日本ファンミーティングツアーを締めくくった。
最後にジュンは「(最後に挨拶する)大事な役をくれてありがとう。皆さん、大阪、名古屋、東京まで、僕たちを応援してくれて本当にありがとうございました。僕たちも本当に一生懸命活動して、皆さんに元気をあげたいです」とし「僕もすごく嫌なんです。皆さんと離れるのが。でもまた会える日まで元気でいてほしいです。約束したよ、俺のプリンセスたちよ」と日本語でカッコよく話した後、メンバーらのために韓国語で通訳をし、メンバーや観客らは「すごい」と感嘆。FEELDOGは「皆さん、今日は忙しい中、楽しい時間を一緒に作ってくれてありがとうございます。僕たちは韓国に帰って、コンサートのためにいっぱい準備して日本に来ます。皆さん本当にありがとうございました!」
会場のファンとの記念撮影後、UNB のメンバーらは7月の再会を約束し笑顔で手を振りながら日本のファンに別れの挨拶をした。
アイドルとしてデビューしながらもチャンスに恵まれず、厳しい現実に直面した彼らの、夢を叶えたい、もう一度ステージで輝きたいという切実な思いと、彼らを支えるファンの応援が実を結び、期間限定ユニットの新人アイドルグループとして再スタートを切ったUNB。確かな実力に裏打ちされた彼らの圧巻のパフォーマンスに魅了されると共に、キュートで茶目っ気溢れる姿とのギャップにも驚かされる、約3時間があっという間に感じられた魅力溢れる公演であった。早くも7月に「UNB Japan 1st concert(仮)」の開催が決定したUNB。ますます輝いていくUNBの今後の活動に期待したい。
(photo:Kiyori Matsumoto / text:Akane Tanaka)
【レポート】UNB、「JAPAN 1st FAN MEETINGツアー」開催!前編
【レポート】UNB、「JAPAN 1st FAN MEETINGツアー」開催!後編
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