【撮り下ろし＆独占インタビュー】CODE-V（3）〜2ndアルバム『代々木』をリリース〜

では、アルバム「代々木」について。今回のアルバムを作る前に、どういうアルバムを作ろう、と話し合いましたか？

ソル：今の４人での最後のアルバムになるので、カッコつけたCODE-Vじゃなくて、素直なCODE-Vを感じられるようなアルバムにしたかったんです。そして僕たちが日本に来て2年間の想いを皆さんに伝えるアルバムにしようと話し合いました。

ルイ：３人が入隊するけど、3人がいなくても、いつでも3人がみんなのそばにいることを感じられるように一生懸命作りました。

■全体的にしんみりとくるのかなと思っていたら、明るく、リズムも跳ねてる作品が多いですね。

ナロ：盛り上がれる曲が多いんです！

ルイ：さよならじゃないからね。

ナロ：詞に込められている内容的にはお別れのストーリーなんですけど、寂しくないお別れ。「また会おうね！」っていうお別れで、勇気づけられる曲が多いんですよ。

■「代々木」というタイトルはいつごろ決まったんですか？

ナロ：レコーディング中ですね。アルバムタイトルが「代々木」に決まってから「代々木」って曲を作ったんです。

■あ！タイトルが先だったんですね。

ソル：いろんなタイトル候補があって悩んだんですけど、リアルに僕たちの想いを伝えたかったので、実際僕たちが住んでいた代々木…珍しいタイトルだと思うですけど、リアルにこだわって決めました。

サンウ：僕たちが暮らしていた風景を思い出しながら詞を書きました。

■代々木と言う場所は暮らしてみてどうでしたか？

ルイ：住みやすくて地元みたいな感じです。

サンウ：暮らしやすかったです。住み始めた頃は近くの蕎麦屋さんに毎日3食通っていました。

ソル：僕もあまり蕎麦があんまり好きじゃなかったんですけど、毎日みんなが蕎麦を食べるから、僕も一緒にいくうちに好きになりました（笑）。

ナロ：もう代々木には思い出が多すぎます。

■レコーディング中のエピソードは？

ルイ：今回初めてチャンレンジするタイプの曲が多くて、「Moonlight」はミュージカルみたいな曲で、楽しくて笑いあいながらレコーディングしました。

ソル：忙しい中での新曲レコーディングで、たくさんの候補曲の中からプリプロを繰り返しながら曲を選んでいきました。レコーディングは大好きです！

サンウ：少し寝不足だったりしたんですけど、だからこそ負けないように必死になって作りました。

■そして今回はソルくんの作った楽曲「僕らのうた」も収録されてますね。

ソル：はい。僕が今までメンバーと一緒に暮らした想い出や、僕たちの生活のエピソードを詞にした曲です。

■こうして一緒に暮らすのもあと少しですが、今はどんな気持ちですか？

ルイ：帰りたくないです。日本で楽しい時間と想い出が多過ぎて、来年からどんな生活が待っているかわからないので不安もあります。

ナロ：まだ日本を離れてはいないけど、もう恋しい…。１日のスケジュールが終わって、みんなと住む家に戻る道やいつも見ている景色を見ているだけで悲しくなってきます。なんでもない風景が、あらためて恋しいです。時間があれば近所を歩きたいなぁ。

サンウ：２年間という時間はあっという間に過ぎてしまって、もう残り少ないんですけど、あと１ケ月でも少しでも延ばして欲しい気持ちです。１日１日過ぎるのがもったいないような寂しい気持ちです。兵役は行かなければいけないので、終わらせて戻ってきます！

ソル：いつもいっしょだったお兄さんたちが来年から隣にいないことが僕も寂しです。武道館でライブをやりながら、CODE-Vをたくさんの人が応援してくれるのをあらためて知って、来年からも頑張れる勇気をもらったんです。だからお兄さんたちの分まで一生懸命歌って、CODE-Vを守っていきたいです。

ルイ：来年からはしばらく会えませんが、もっと大人になって戻ってきますので楽しみに待っていてください。本当に2年間ありがとうございました。

ナロ：日本での2年間は僕の人生で一番濃い２年になりました。また戻ってきますので、その時もまたファンの方たちと会いたいです。

サンウ：僕たちは２年間は会えなくなりますが、必ず戻ってくると約束します。戻ってきて、また皆さんと元気な笑顔で会いたいと思います。成長した僕たちの姿を楽しみに待っていてください。

全員：ありがとうございました！

■【撮り下ろし＆独占インタビュー】CODE-V（1）〜2013年末に4人で最後のワンマンライブを武道館で開催〜
■【撮り下ろし＆独占インタビュー】CODE-V（2）〜武道館でのライブは本当にいい勉強になった〜

（インタビュアー：Kiyori Matsumoto　写真：Akiya Uchida）

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