【撮り下ろし＆独占インタビュー】「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」③「僕が歌っていいんですか？って聞きました」

2017年06月02日 02:11

爆発シーンを経験してどうでしたか？

セヨン：CGでするんじゃないかなって思ってました。だからびっくりしました。かっこよく歩かなきゃダメじゃないですか。でもあんなおっきな爆破だから、ソンホとかビクッとなって「もう1回～」ってなった時もありました。前のキョウリュウジャー、パワーレンジャーも全部実際にやってたんだーって思いました。

◆日本では自分の演技に日本人声優が吹き替えをしていますが、吹き替え版、観ましたか？

セヨン：観てないですね。これから観たいと思います。

◆キョウリュウジャーブレイブに変身後、アフレコに挑戦していると思いますが、初のアフレコはどうでしたか？

セヨン：初挑戦だったんですが、正直、出来るんじゃないかな～と軽く考えていて、みんなそう思っていたんですが！いやー、1ヶ月間の撮影より、あの1日が1番大変でした。喉が疲れて。声優さんを本当に尊敬します。難しいですね。映像と合わせるのも難しいけど、動きがあるのに、アフレコは実際は動かないで声だけで感情や情景を表現しないといけないのが結構難しい。軽く考えていたことを反省しました。

◆アフレコ終了後に喉から血が出たり声が枯れたりしましたか？

セヨン：喉は強いほうだけど、疲れて声は出なかったです。セヨン（CROSS GENE）が喉から血が出たみたい。セヨンとインジュンと3人でアフレコしたから3人とも終わったら喉がガラガラでした。

◆今回、いろんなグループが集まっていますが、それぞれ初めて会ったときの印象は？

セヨン：CROSS GENEのセヨンは1番お兄さんで、初めて会ったとき楽屋に僕の名前が2つあって誰かな？誰か同じ名前いるでしょって探したらセヨンでした。韓国語の読み方は違うけどカタカナで書くのは同じだから。初めての印象は冷たかったんです。でも話したら1番優しい人じゃないかな。現場でもお兄さんって感じでした。何やっても笑ってくれるし、「いいよ、いいよ」って感じでした。

◆撮影現場では、2人とも「セヨン」と呼ばれていたんですか？

セヨン：現場では役名で呼ばれていました。でもCROSS GENEのセヨンのスタッフさんが「セヨン」って呼んだときは、毎回、僕？って振り向いてました（笑）。

◆他のメンバーの方はどうですか？

セヨン：インジュンはもともと大国男児とは仲がよくて、韓国でも会ったりサッカーもしたり。撮影する前から連絡して、「良かった良かった。一緒にやれてよかった」って言ってました。インジュンは演技も上手いし、共演出来てよかったです。Apeaceのソンホとセヒョンはアイドルって聞いていたんですけど、最初なんであんなに身長高い子たちがいるんだろうな？って感じだったんです。ソンホを見て俺よりお兄さんでしょ？って思ったんですが同い年って聞いて、最初はやっぱり現場で同じ年ってなにかあるんですよ。言葉で表現できないですがジリジリって。

◆ライバルみたいな？

セヨン：はい。でも撮影スタートしてからは全然なくて。セヒョンは礼儀正しい人です。ソンホに意地悪しながら撮影したのが1番楽しかったです（笑）。僕が心配だったのは、みんないろんなグループでやってて（自分のグループに）プライド持ってると思って、一緒のチームになるのは難しいんじゃないかと思ったんですけど、初めての撮影の時にはもう1つのチームだったんです。本当に。これは自信をもって言えることだと思います。みんな優しくて、みんなチームになって撮影も問題なく、それが不思議だったんです。

◆5月に発売されるＣＤ「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ主題歌＆BGM集」に、同じ曲を1人1人ソロで歌っている曲が収録されていますが、歌ってみてどうでしたか？

セヨン：楽しかったです。みんなメインボーカルで僕はラッパーとダンス担当なので、初めて1人で歌うことになって、「僕が歌っていいんですか？」って聞いたんです。他の人たちがみんな終わってからレコーディングしたんです。みんな上手いので、僕は恥ずかしくて…。。みんな子供用の歌もこんなに上手くレコーディングするんだなって緊張感もってレコーディングしました。でも楽しかったです。結果はわかりませんが、一生懸命頑張って歌いました。

◆では最後に「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」を観る日本のファンの方にメッセージを。

セヨン：初めて韓国人でKpopアイドルが俳優として頑張って撮ったスーパー戦隊作品なので応援してください。みんなアイドルだから動きとかは自信もって演じたし、これからも日本で日本語バージョンでもみんなパワーレンジャーとかやりたいって言ってたので、シーズン2をやりたいです。

（text:Tomoko Takeuchi/photo:Kiyori Matsumoto）

【撮り下ろし＆独占インタビュー】「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」1
【撮り下ろし＆独占インタビュー】「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」2
【撮り下ろし＆独占インタビュー】「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」3

『獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ』
日本配信スケジュール
・東映特撮ファンクラブ(URL:https://tokusatsu-fc.jp/)
・バンダイ公式 YouTube チャンネル(URL:https://www.youtube.com/user/BandaiJP)
4月14日（金）11 時から、毎週 1 話更新（初回のみ 2 話配信）、吹替版、字幕版同時配信
～ストーリー～
ネオデーボス軍との大戦から時が経ち、キョウリュウジャーによって護られた地球が今また窮地に陥ろうとしていた。地球に向かう巨大な宇宙船、船内には宇宙恐竜の力で強化され、地球の獣電竜に復讐を誓うネオデーボス軍の姿があった。彼らは宇宙征服のため“竜の王の力”を求めていた。
ネオデーボス軍の邪悪なエネルギーを感じ取ったスピリットのトリンは、キャンデリラとラッキューロと共に新たなる強き竜の者を探していた。ネオデーボス軍の襲来と共に街に溢れるゾーリ魔。アイドルのセチャンと警察官のヒョンジュンは立ち向かうが、倒せども増殖を続けるゾーリ魔に苦戦を強いられる。そこに颯爽と現れる“竜の子”を名乗るジョヨン。彼の肩には白きミニティラの姿が！ジョヨンの姿にダイゴの再来を見たトリンは、ガブガブリボルバーと獣電池を託すのだった。
【作品概要】
■番組名:「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」
■フォーマット:15分×全12話
■原作:八手三郎
■脚本:下山健人(TV「手裏剣戦隊ニンニンジャー」シリーズ、映画「キカイダー REBOOT」)
■監督:坂本浩一(TV「獣電戦隊キョウリュウジャー」映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ」)
■特撮監督:佛田洋(「スーパー戦隊シリーズ」「仮面ライダーシリーズ」)
■キャスト
・クォン・ジュヨン/ブレイブキョウリュウレッド演:セヨン声:本城雄太郎
・チョン・ヒュンジュン/ブレイブキョウリュウブラック演:ホン・ソンホ声:金城大和
・キム・セチャン/ブレイブキョウリュウブルー演:オ・セヒョン声:坂井易直
・イ・プルン/ブレイブキョウリュウグリーン演:インジュン声:小林大紀
・ユン・ドヒ/ブレイブキョウリュウピンク演:イ・ユジン声:沖佳苗
・ジュヒョク/ブレイブキョウリュウゴールド演:イ・セヨン声:山本匠馬
・トリン声:森川智之
・キャンデリラ声:戸松遥
・ラッキューロ声:折笠愛
・デイザルス声:堀内賢雄
・ライメイン声:林大地
・ホムラス声:稲田徹
・ウェイハブ声:あべそういち
・ツライラ声:渡辺和貴
・アラッシュ声:藤巻大悟
・ジナリック声:西谷修一
■ナレーション千葉繁
■音楽:オープニングテーマ「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」歌唱:鎌田章吾
エンディングテーマ「ダイノ・ダンス」歌唱:ヨヒ
■著作権表示:©東映
『獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブテーマソング＆BGM』
■収録内容（予定）
・オープニングテーマ「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」
・オープニングテーマ「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ(ハングルバージョン)」（韓国人キャストがソロで歌唱）
・エンディングテーマ「ダイノ・ダンス」
・韓国で放送されたオープニングテーマとエンディングテーマの全バージョン　他
■発売日：2017/05/24
■発売元：日本コロムビア（株）
■価格：￥2,300＋税