【ライブレポ】TEENTOP 『No.1』Asia Tour in Japan 東京公演、大盛況のうちに終了

2013年05月29日 10:58

TEENTOPは21日、22日の2日間、東京国際フォーラムで「TEENTOP『No.1』Asia Tour in Japan」の最終公演を開催した。

人気ボーイズグループTEENTOPは、今回のツアータイトルにもなっている、2月に発売された1stアルバム『No.1』に収録されている曲をメインに、このツアーのためにアレンジされた合計27曲（アンコール2曲を含む）を熱唱した。

ライブ開始の映像が流れると観客席からは大きな歓声が沸き起こり、ステージ中央上段からメンバーが現れると、筆者が最近のライブで聞いた歓声の中で1番と言えるほどの大きな歓声と、「Miss Right」の曲に合わせて掛け声が続いた。

「I wanna love」の後、メンバーそれぞれが日本語で自己紹介をすると、メンバーの名前を叫ぶファンの声に会場は包まれた。

スタート間もないというのに会場を包み込んだ熱気を感じ、メンバーはそれぞれ「暑いですね～」「暑いよぉ」などとコメントする場面も。この公演はツアー最終の東京公演ということもあって、メンバーもファンも興奮を隠せないようであった。

ソロステージではメンバーそれぞれの個性を生かした演出がされ、パフォーマンスのところどころにセクシーなダンスやポーズも見せ、会場のファンに魅力たっぷりのTEENTOPを見せていた。

また、「Supa Luv」の後のMCでは、「デビューから3年、このようにライブをしてステージに立つことができて、とても幸せです」と、喜びとファンへの感謝の気持ちを感慨深げに語る場面もあった。

CHUNJIが「NIELくん、僕たちTEENTOPがデビューするまでにはたくさんの思い出に残るエピソードがありましたね？話してください」と聞くと、NIELは「僕たちTEENTOPには今までたくさんのエピソードがありましたよ。その中でも一番記憶に残っているのはなぜかC.A.Pお兄さんがおぼれたことですね」と答え、会場は笑いに包まれた。

「TEENTOPには3年の間にたくさんのエピソードがありました」とNIELが繰り返すと、会場のファンから笑いと歓声が沸き起こった。「そして、RICKYくんのズボンが破れてしまったこともありました」と言い、「この3年間でたくさんの思い出に残るエピソードがありました」と続けるCHUNJIとNIEL。「CHANGJOくんは昔とても太っていました。今は痩せましたが」とエピソードを語った。

CHUNJI、NIELと同じように他のメンバーも「この3年間でたくさんの感動的瞬間がたくさんありました」と続けながらも、「みなさんと過ごしている今この瞬間を記憶に残したいです。そして、今までで最も感動した時を「TEENTOPが１位を取った時が一番感動的だったと思います。」（CHUNJI）、「僕は、初めてソロアルバムがリリースされた時です。あのときが一番感動的でした」（CHANGJO）、「いま！」（L.JOE）、「この瞬間（ライブをしている時）がいつも一番幸せです」（C.A.P）、「僕達には感謝したい方々がたくさんいるのですが、まずは僕たちを産んでくれた両親、そして僕たちの事務所の所長さん、スタッフのみなさん」（RICKY）と、それぞれの思いを語った。

そしてメンバーそれぞれが日本語でのメッセージを用意し、「僕たちはよく会えないけれど、ANGEL（TEENTOPのファン）への気持ちは変わりません。ANGELもずっとずっと僕たちだけ見つめてください」（L.JOE）、「こうやってできるのは、全てみなさんのおかげです。いつまでも僕たちのANGELでいてください」（RICKY）、「僕にできること、やっぱり歌とステージですね。これからももっとかっこいいステージのために頑張りますので、応援よろしくお願いします」（NIEL）、「今日のみなさんの顔と声、全部覚えました。愛してる」（CHANGJO）、「みなさんが一番かわいい」（C.A.P）「これからみなさんのために歌います。“Angel”」（CHUNJI）とファンへの気持ちを日本語で伝えた。

また、パフォーマンスの途中で恋愛をテーマにした映像が流れ、MCでは撮影時のエピソードを語ったのち、それぞれの恋愛のスタイルを語った。

「僕はですね、普通に遊園地に行ったり・・・」とC.A.Pが答え始めると、「乗りものには乗れないじゃないですか？」とメンバーに言われ、C.A.Pは「あのぉ・・・近くで彼女の写真を撮ったりします」と照れながら答えた。

「僕はたくさん稼いで奥さんを養いたいです。そうしたくない男性はいないと思いますよ」（L.JOE）、「僕は平凡に街中を手をつないで歩いてみたいです。歩きながら街中で売っているものを食べたり、写真を撮ったりしたいです」（CHUNJI）、「僕が朝ごはんを作ってあげることです。これは基本ですよね。そして旅行に行きますよね。C.A.Pお兄さんに写真を撮ってもらいます」（CHANGJO）、「僕は本当に誰かを愛したら、すぐに結婚をしたいです。そして幸せな家庭を築きます」（RICKY）、「写真はC.A.Pさんに撮ってもらって」（CHUNJI）、「僕は旅行好きなので、彼女と一緒に世界一周旅行をしてみたいです。5年くらいかけて」（NIEL）と、それぞれの恋愛についての思いを明かした。また、NIELのコメントと絡めて、CHUNJIが「５年間C.A.Pさんも一緒に、付き添わなければいけませんね」と言うと、会場からは大きな笑いが起こった。

今回のツアーでTEENTOPは切れの良いダンス、1ステージごとに確実に上達している歌唱力で会場のファンを魅了させた。軽快なノリのよいダンスナンバー、R&B調のパフォーマンスが続くと、ファンも曲に合わせて掛け声をかけ、リズムを取る振動が伝わってくる。スタートからファンの応援とTEENTOPのパフォーマンスが一体化して熱気に包まれていた、そんなライブであった。

7月14日～15日にパシフィコ横浜にて開催される「レッツゴー！夏休み！TEENTOP SUMMER SPECIAL CONCERT」では、少年から青年へと変化していく彼らの歌唱力、ダンスともに成長したステージが楽しみだ。

■ TEENTOP、『No.1』 Asia Tour in Japan ファイナルを東京で飾る【写真24枚】

■ セットリスト（5月21日）

1．Miss Right
2．Walk by・・・
3．I wanna love
MC
4．Baby U
5．Girl Friend
MC
6．手の甲がかすめる
7．Hello
8．君なら / Alex
9．元気でね / チョンヨプ
10．Two Melodies / Zion.T
11．拍手（Clap）
12．Supa Luv
MC
13．Angel
MC
14．Mr. Bang
15．お腹が痛い (Jealousy)
16．DNACE + いるいない / SISTAR19
17．Missing You
18．Stop Girl
19．Never go back
MC
20．To You
21．香水をつけないで
22．Why
23．Where’s Ma Girl
24．So Sweet
MC
25．CRAZY